設計監理料と設計の進め方
設計監理料と設計の進め方
「あなたらしい 家を創る お手伝いしたいと 思っています
そのためには そこに あなたの意識を内包する事が ポイントでしょう
建築家が それを形にしていく為に あなたとじっくり話し合うことが 大切で
話し合いの中から感じられる 断片を 拾い集めると 見えてくるものがあるはずです
イメージが固まれば それに続く計画は お互い 自信を持って 進めていけます
建築家を選ぶ 一つの方法として
実績の中に 魅かれるものがあったら
まずは その建築家と 会ってみてください
自然と話が広がっていく印象を持てれば さらに じっくり話してみてください」
何事も お互いの信頼関係がもっとも大切だと考えております
設計監理料 (構造・設備を含む)
設計料(監理料含まず)は おおよそ工事金額の10%程度が目安です
面積・仕様(=工事費)により前後しますが 設計監理料の一例をご覧下さい
・住宅/クリニック(新築)の場合 工事費2000万で設計監理料 13〜15%
3000万で設計監理料 12〜14%
5000万で設計監理料 11〜13%
7000万で設計監理料 10〜12%
9000万で設計監理料 9〜11%
(工事費についてはページの下の方をご覧ください)
・改修(内装)の場合 全面改修は新築と同様 工事費1000万の場合は 200万
部分改修は 内容により設計監理料 50万〜
(創建築アトリエにて設計監理した建物については それぞれご相談下さい)
・集合住宅など(同じ部屋が並ぶ)の場合は 設計監理料は上記より下がります
・・その他別途費用 確認申請が必要な場合は 確認申請書類・図面作成料 20万
遠方の場合の交通費は別途清算とさせていただきます
(以下の費用は規模により変化いたします
また 諸手続きに時間がかかりますので 全体の期間も延びることになります)
開発,中高層の申請
フラット35,長期優良住宅 等の申請
天空率,日影などの使用
(※金額は税別です)
上記は過去においての標準的な例です 設計のみ(監理なし)・小規模な改修・建築の相談 など
については 直接お問い合わせください
(ご紹介者の無い場合) 詳細につきましては 基本設計の中で ご相談して決定していきますが
段階を追って 概ね以下のように 進めていきます
(新築の場合 初めてお会いしてから竣工引き渡しまで 平均1年から1年半かかっています
長く感じられる方もいらっしゃると思いますが またもっと短期間での対応も可能ですが
お互いの理解にかかる時間 集中力の持続時間 完成した建物の出来 などから この位の期間が適当です)
0. ホームページ写真・colmn・blog1・blog2などをご覧下さい
(設計監理を依頼される場合 依頼者の方も多くの時間を必要とします
その為 設計者との相性はとても大切です
設計に対する姿勢や考え方を 事前にある程度 分かっていただけると思います
興味を持っていただいた方は お気軽にご連絡ください
直接会話を交わすことが なによりの判断材料になると思います)
(建築という行為を行なう際 お互いの信頼関係がもっとも大切だと考えておりますが
紹介者などの無い場合 設計事務所という小規模な組織に
不安の残る方も いらっしゃると思います
創建築アトリエは 万一の不測の事態に備え 建築家賠償責任保険に加入しています)
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1. 相談 → 費用は必要ありません
1回につき2時間程度 (※要予約)(回数の制限は致しません)
2. 基本計画
・要望の聞き取り:2時間程度 1回〜2回
・調査:現地の状況や法令規制の概略について
・プランの提案:2回〜3回 2週間程度に1度のペース
→ A 5万円
(間取り程度の簡単な図 程度) (基本設計以降の依頼がない場合のご請求額です)
→ B 20万円
(平面図 イメージパース 程度) (基本設計以降の依頼がない場合のご請求額です)
3. 基本設計
[基本設計料は設計監理料全体の25%です]
・調査:詳細な法令規制
・設計:平面→・→外観パース→・→・→・→・→・→・→完了(順調に進み3ヶ月程度)
立面・断面→・→・→・→・→・→・→↑
内観パース・模型・→↑
設備 →・→・→・→↑
・打合せは2週間に1回程度のペース(案が決定するまで)
4. 実施設計
[実施設計料は設計監理料全体の50%です]
・見積(施工)をする為の詳細な図面
(仕様書・仕上表・平面・天井伏・屋根伏・立面・断面・各室展開図・建具表・部分詳細・外構図
造作家具図
構造図[構造種類により内容が変わります]・設備図[電気・照明・空調・給排水]など)
・施工業者の選定
・確認申請書類,図面作成
・打合せは2週間に1回程度のペース(案が決定するまで)
5. 見積・確認申請
・確認申請提出
・見積参加 施工業者(2,3社)へ見積依頼、図面の説明
↓↓↓
・見積期間 3週間から1ヶ月 (質疑応答)
↓↓↓
・見積書チェック (質疑応答)(仕様調整など)
↓↓↓
・施工者決定 確認済証交付
6. 監理
[監理料は設計監理料全体の25%です(数回に分けてご請求いたします)
・お施主様との打合せ・現場案内:2週間に1度のペース(色決め・家具の詳細など)+必要に応じて
・施工者との打合せ:・電話FAXにて毎日
・現場にて定例 週一回(2週に1回)+必要に応じて
・現場への指示図,詳細図作成 1/10・1/5・1/1など
(規格品でないオリジナルな物を作るにはここが特に重要です)
・施工図のチェック
・行政(建築) 検査申請
7. 検査、竣工引き渡し
(施行中に当初予定に無かった面積の増加・仕様の追加を 依頼者の希望で行なわれた場合
追加設計料を 追加分に対し契約時と同率で いただきます)
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8. 維持・改修
(簡単と思われる 外壁の塗り替えなども実際には色々な工法がありますので ご相談ください)
「坪単価(工事費総額÷床面積)について」
過去の例より 木造で80万・90万/坪〜 RC造で90万〜100万/坪が最多です
この金額に対する 印象は さまざま だと思われますが
規格品とオプションでは難しい こだわりを持たれている方からは
結果的に設計の内容にも納得をいただいた上で 工事費もハウスメーカーの見積と比べ押さえられたと
お聞きすることもあります
規格品の利点は大量生産する事により価格を抑えられる点ですが
その反面 最大公約数的に作られているため 使用者が製品に合わせて使用する事になります
我々がかかわる建築は 依頼者のために設計し 職人が依頼者の為にお作りしますので
規格品に比べ費用はかかりますが
費用対効果は規格品に比べ優れたものになると ご理解いただけると思います
また 費用を特定の項目に集中させる事により 70万/坪程度の例もあります
予算にあわせて設計する事が出来ますので こだわりをお持ちの方はご相談ください
お話をお聞きし可能と思われる場合は全力で対応致します
(無理と思われる場合は なぜ無理か ご説明いたします)
※内装工事坪単価につきましては 工事面積、部分、(科目)などにより大きく変わりま すので
直接お問い合わせください
見積もりは数社に依頼致しチェックもしますので 基本的に設計の内容が同じであれば
設計施工の方が安い という事はございません
極端な例ですが 仮に1坪のトイレを100万かけて改修した場合 坪単価100万円
1坪のトイレを100万と 10坪の待合室のクロスの張替えを10万かけて改修した場合 坪単価10万円
と ここで坪単価をお示しすることは 混乱の元と考えます
また 床面積15坪の場合 坪単価が7万増えても 計105万の違い
床面積100坪の場合 坪単価が1万増えるだけで 計100万の違いです
とは言いましても 実際にメール・電話にての問合せで 一番多い質問が 坪単価についてです
(その為 あくまでも それぞれの条件による結果として 過去の坪数と工事費の例をのせましたので
こちらをご参考にしてください)
まずは 建築分のご予算と規模・科目などをお知らせください
いかに予算を 効果的に 振り分けるかも 建築家の仕事です
※完成までの期間が短い設計施工について
テナントの場合 家賃発生を考え設計施工で急いだ開業をすることがしばしばありますが
設計を短期間または簡単に終え 即工事となりますと 多くの場合
施工者側は 現場での色々な問題に備え 見積金額は余裕を持ったものとなります
(料理・工作などをする際 何をどう作るかあまり考えずに買い物をする事をお考えください
多めに買う事になると思います とにかくおまかせという場合は別ですが
そのような場合 あまり 創建築アトリエ では適さないと考えます
設計監理料が高いとお感じになることでしょう)
また 依頼者側は煮詰めていない分 工事中(または完成後に)様々な要望が出ますので
変更・追加工事が発生することになります
さらに 工事を進めながらの対応となりますので応急処置的に成りがちです
しっかり設計をする場合 完成まで数ヶ月の差がでますが
その後 少なくとも十数年 (長ければ 改修をしながら一生) 毎日使う事を考えますと
少しでもこだわりのある方には 設計に数ヶ月間を割かれることを お勧めいたします
創建築アトリエ →→→→ 電話 03-6427-3676 メール so_atelier@mac.com